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matsukaz's blog

Agile, node.js, ruby, AWS, cocos2d-xなどなどいろいろやってます

SIerからネットサービス企業に転職した1年を振り返る

2011年1月に転職して、早1年が経とうとしています。

SIerからネットサービス企業への転職だったのでいろいろ苦労もありましたが、自分にとっては本当に充実した1年でした。ちょっとだけこの1年を振り返りたいと思います。

 

サービス運用の苦労と喜び

24時間365日、常にサービスを運用し続けるのは初めての経験でした。担当サービスはクラウド環境を利用しているため、アクセス数が問題の場合は即座にサーバを構築してスケールアウト、障害発生時は場所や時間に関係なく対応、慣れるまではちょっとしんどかったです。3月11日の震災時も障害対応で徹夜明けだったため、フラフラになりながら満員電車で真夜中に帰宅したのも、なかなかの経験でした。

また、ある程度サービスが大きくなるとチートするユーザも増えるため、度重なるチート対策に頭を悩ませることも多かったです。

 

ただサービス運用は苦労ばかりでもありません。

ユーザからの声が直接聞けることは何よりも嬉しいですし(海外のユーザはポジティブな意見を頂けることが多くて、すごく励みになります)、頑張った成果がDAUや売上に直結していて、サービスに対しての愛着も湧き、高いモチベーションを維持することが出来ています。また、苦労したからこそ得られた経験も多く、インフラの知識がほとんどなかった自分にとって、この一年は得るものばかりでした。

DevOpsという言葉を知ったのも今年で、開発/運用の両面を知れたことは、今後のエンジニアとしての生き方にも大きな意味があるはずです。

 

英語が当たり前

海外向けサービスを担当していることもあって、英語に関わることがすごく多かったです。

利用プラットフォームのFacebookAPIは当然のように英語ですし、Facebookへの問い合わせやバグ報告なども全て英語でのやり取りになります。また技術面でも、Amazon Web Servicesを利用していると関連情報を理解するために英語は重要でしたし、MongoDBなど最新技術に関してもドキュメントや書籍は全て英語でした。

幸い自分は海外経験があったため、ほとんど問題にはなりませんでしたが、英語のドキュメントに抵抗感がない程度には、エンジニアも英語が出来た方が良いかと思います。

 

ユーザ意識

SIerとの違いとして一番実感したのは、ユーザ意識でした。

SIerでももちろんユーザが本当に望んでいるものを提案/提供することが重要です。しかしネットサービスでは、ユーザが望むと思われるもの、まだ望まれるか分からないものを作らなければなりません。正解かどうかは出してみないと分からない。流行ったとしても、売上に繋がらなければ事業としては失敗かもしれない。方向性を模索する中で、いかに外れないものに仕上げていくか。

こうした開発は、精神的に本当にしんどいです。だからこそ当たったときは嬉しいですし、そのリターンは大きいんだと思います。

SIerからネットサービス企業に移る方がまだまだ多いですが、ネットサービス開発に向いている人は、こうした開発も苦にならず、より良いサービスを提供出来るように、自ら率先して提案したり開発を進められる人じゃないかと。

 

まとめ

プライベートでは6月に子供が生まれました。

公私ともに環境が変わり、働く理由も変わってきましたが、本当に有意義な一年が過ごせました。素晴らしい同僚に恵まれたことも大きいです。なんでこんなに面白い人ばかりが集まってるんだろう、とw

また来年もいろいろありそうですし、あって欲しいです。一年振り返って、いろいろあったなって思える一年ほど幸せなことはないなぁと。来年もよろしくお願いしまっす。